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妄想で旅をしてみよう!~準備編~
 

まなぶ   たのしむ  
2021.8.23

コロナ禍による生活での様々な制限が始まってから、1年以上が経ちました。2020年2月に長女が入学試験を迎えた我が家は、「受験が終わったら旅行しようね」を合言葉に彼女のラストスパートを応援していたわけですが、結局未だ旅行に出られないまま、長女はこの春2年生に進級をしました。

無類の旅行好き同士が結婚して夫婦になった我が家。主人は、中学・高校時代の長期休みを使って、沖縄県を除いた46都道府県を友人とともに制覇しています。私は、18歳の人生初の海外旅行から数えて、かれこれ40か国以上の国を旅してきました。
そんな私が、今回このコラムのお話をいただいて、「何のお話しを書こうかな」と考えた時、「これだ!」と見つけたテーマが「妄想旅行」。もう2年以上も旅に出ることができていないこの悲しい気持ちを妄想旅行に昇華していけば、コロナ禍で我慢が続く日常生活をすこしだけウキウキとした気分で過ごせるのではないかと考えたわけです。
というわけで、本日より数回に渡り、私の妄想旅行にお付き合いください。妄想旅行をするのは初めての経験なので、初回は準備編をお届けしたいと思います。

初めての妄想旅行を準備するということで、まず手始めにと「妄想旅行」というキーワードを検索してみたのですが、たくさんの面白い情報を見つけることができました。

日本を代表する総合アパレルメーカーであるジュン(JUN)が展開するセレクトショップであるアダムエロペ(Adam et Rope)は、服から始まる妄想旅行ツアーをテーマに様々なバケーション先を想定したコーディネートの提案をしています。確かに、旅先で何を着るのか考えながらスーツケースに洋服を詰め作業は旅の楽しさの1つですよね。

地図事業を行うインクリメント・ピー株式会社は、地図・ナビサービスを展開するMapFanのサイトにて、「家から一歩も出ずに地図でいく!妄想旅行のすすめ」というコラムを掲載しています。読んでいて面白かったのは「たとえ妄想であっても計画が必要だ。計画が緻密であるほど妄想の強度が高まり、旅気分が深まるのである。」というところ。妄想旅行の進め方のコツが1つわかりました。

「世界遺産検定」1級をお持ちの俳優・鈴木亮平さんは、まだ行ったことのない世界遺産について「行ったつもり」で書いた前代未聞の妄想旅行記『行った気になる世界遺産』(ワニブックス)を昨年9月に出版されています。早速図書館で予約しましたが、なんど27人待ち!でした。

昨年6月からは、理想の旅をひたする妄想で語る「旅をしない」旅番組『友近・礼二の妄想トレイン』という番組がスタートしたようです。旅行が大好きなお笑いタレントの友近さんと鉄道好きで有名な兄弟漫才コンビの中川家・礼二さんが、時刻表を片手に鉄道、温泉、グルメ…についてトークする番組とのこと。毎週月曜日の放送ということで、録画予約をしてみました。

さて、私の妄想旅行ですが、まずはテーマを決めることから始めたいと思います。これを書いている今、私の住む東京は、清々しい気候に、木々の新緑がまぶしい緑の季節。この季節ならではの自然を娘たちと一緒に楽しむことをテーマに、旅行の計画を立てていきたいと思います。記念すべき初の妄想旅行先は、大自然の中で身体を動かし、温泉を楽しみ、おいしいものを食べることができるという北海道東川町に決めました。旅の詳細はまた次回に。(写真は北海道東川町「大雪旭岳源水」)

活まち子ども会 保護者A