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「キナルなんぶ」内の図書館のニュースに、ココロオドル。
 

まなぶ   たのしむ  
2021.8.25

子どもの頃、父と出掛けるときはたいてい帰り、ふらりと本屋に立ち寄った。そして、店内の滞在時間の長短に関わらず、いつでも父は、本を(最低でも3冊)買って帰る。いつもいつでも、あまりにも身軽にひょいっと本を選んで買っていく、その姿を見ながら私は、子ども心にも(オトナっていいな。私もオトナになったら、読みたいと思った本を好きなだけ買えるようになるんだ!)と、ヘンな野望を抱いたものだった。

 

そしてじゅうぶんにオトナとなった、今の私。残念なことに、なのか、幸せなことに、なのかは判断つきかねるところだが、読みたいと思う本が多すぎて、いつもお会計の前には購入する本の選抜作業が必須という有り様で…。

そんな、気が弱くかつ、気が多いオトナの強い味方なのが、図書館。読みたい本の数々を、選抜作業抜きに手あたり次第、貸出カウンターに持っていける幸福感よ!

 

もちろん、大人だけではなく、子どものやさしい味方でもある図書館。

私も小学生の頃は、ほぼ毎日学校にある図書室通いをしていた。借りた本の冊数を、兄弟の間で競い合っていたせいもあると思うが。そしてたまに、週末少し離れたまちの図書館へ、車で連れて行ってもらうのも、また別の楽しみだった。小学校の図書室よりもはるかに広い空間にぎっしりと並ぶ、本・ホン・ほん。いつもワクワクしていた。

 

そんなわけで。

図書館好きの私、最近気になったのが、南部町の図書館リニューアルオープンのニュース。

南部町立図書館は、天萬と法勝寺との2カ所に存在する。そして、このうちの法勝寺図書館が、今年5月「キナルなんぶ」という複合施設内にリニューアルオープンしたのだ(「キナルなんぶ」の詳細記事については、「活まち新聞 記者R」に譲るとしよう。楽しみだ)。

鳥取県南部町の図書館「キナルなんぶ」

この図書館、「静かなエリア」「集いのエリア」の二つに分かれていて、来館する人、それぞれの目的・スタイルで読書ができるようになっているのだとか!しかも、「静かなエリア」においては天井も少し低くなっていて、「本に囲まれている落ち着き」を感じ、くつろげるような空間となっているそうで、その図書館に行くためだけに、南部町に足を運びたくなる。

「本に囲まれている」…本好きには、もはや殺し文句の領域だもの。

 

活まち書店・店員M

関連リンク

鳥取県西部地域振興協議会HPより(https://tottori-west.jp/town_column/n100/