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湯梨浜・東郷湖でノルディックウォーキングデビューがしたい!
 

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2021.8.26

湯梨浜町発行の「ゆうゆう、ゆりはま」を読んでいると、気になることがたくさん出てくる。「ゆうゆう、ゆりはま」とは、湯梨浜町を舞台に様々な分野で活躍する「ゆりはまのひとたち」を紹介した冊子で、毎年発行を重ね、現在(2021年)で、Vol.4を数えるまでになっている。

誌面では、ゆりはまの「ひとたち」の活躍を紹介しながら、湯梨浜の「まちの魅力」が溢れ出してくるのだ。気になること―食べ物だったり、風景だったり、お店だったり、そして最後にはやっぱり、ひとだったり…。様々な魅力に触れながら、ふと気づいたことがひとつあった。それが「ノルディックウォーキング」。
「ゆうゆう、ゆりはま」で紹介される方々で、「ノルディックウォーキング」に関わっておられる方が複数登場されるのだ。

(ノルディックウォーキング??それって、そんなにもメジャーなスポーツなのか?)と、一気に興味が湧いてくる。そういえば、以前お世話になった先生が、趣味でノルディックウォークツアーに参加している投稿をSNSに挙げていた。その「ノルディックウォーキング」かな?などと思いを巡らしてみる。

そもそもノルディックウォーキングとは。
オフシーズンのスキートレーニングとして1930年代に、フィンランドではじまったもので、その後、1997年には二本のポールを使ったウォーキングを「ノルディックウォーキング」とし、普及活動が始まったとされる。日本では、1980年代から普及し始めたそうで、現在ノルディックウォーキングに関する団体は4つあり、その普及活動に貢献している。

そしてそして、ここで謎解き。

なぜ、湯梨浜町で活躍する方たちに「ノルディックウォーキング」と関わる方が複数いらっしゃるのか。

その答えが、東郷湖周辺の環境にある。なんと、この東郷湖周辺は、湖・川・海・山そして温泉(!)が、そろっている、ウォーキングに魅力的な環境、ということで、全日本ノルディックウォーク連盟の公認コースに、全国で最初に認定されていたのだった。そんな恵まれた環境にあれば、それと関わり、つながり、ひろげたいと思うもの。納得、である。

湯梨浜町のノルディックウォーキングマップ

そんなわけで、「ゆうゆう、ゆりはま」きっかけで「ノルディックウォーキング」について調べていくうち、面白い動画に出会った。それは、正しい身体の使い方を身につけるために、1歳からノルディックウォーキングのポールを使い歩くことを推奨する、という内容であった。ノルディックウォーキング自体、全身運動だから年齢を問わずに楽しめるスポーツ、フィットネスエクササイズ、などと言われているわけであるが、正直私の中では、子どもがするスポーツというイメージはなかった。

だが、その動画によれば…ポールを使って歩行することで、左右に横ぶれすることなく歩け、それによって脚に負担をかけず歩くことができる。つまり、その正しい歩き方を身につけることによって、正しい筋肉をつけていく、という目的が果たせるのだとか。実際の所、普段よく歩いている人に限って、ポールを使ってみると真っ直ぐに歩けない傾向にあるというのだ。私自身、普段から良く歩いている方だと思うのだが、「真っ直ぐに歩けているか」、といえば、自信は全然ない。あのポールは、「杖」ではなくて、「身体を正しく使うための矯正器具」、ということなのだ。

身体を「左右均等に動かす」ことの大切さなんて、普段意識もしたことがなかった。しかし、よく考えてみれば、その重要性というのは理解できる。四六時中、左右差があるような身体の使い方をしていると、その積み重ねが、身体の捻じれを生み、それが痛みとなって身体に現れるのだろう。

ノルディックウォーキングが、身体を左右均等に使うための「矯正」エクササイズとして一役買ってくれるだなんて、全くもって新しい視点。これこそ、万人におすすめできるエクササイズではないか。

(これは、今すぐにでもチャレンジしてみたい!!!)と思ってしまう、単純な私。
とはいえ、いきなり一人でノルディックウォーキングをスタートさせるというのは、ハードルが高すぎる。何より、ポールの持ち方から、歩き方等々、専門の方に教えてもらってから始めるべきものだし。
これはやはり、全日本ノルディックフォーク連盟公認コースがある、湯梨浜にてデビューするしかないのでは…?!

活まち書店・店員M

関連リンク

「羽衣伝説の湯梨浜町を歩く。ゆりはまWalking Resort」HPより(http://genkiwalking.net/course/course-01/)