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森林セラピー基地がある、豊かな森のまち・豊前。
 

やわらぐ   すごす   親しむ  
2022.5.11

秋の里山風景を見たくて一度訪れた豊前市。
あれ以来、なんだか気になる場所のひとつになってしまった。
その時は、限られた時間で「サイクリングと里山」を味わうことだけに集中したため、ひそかに憧れを抱く山、求菩提山(くぼてさん)や、山と海の豊かな食、などなど
まだ体験できていない豊前の魅力がたくさんで、次はいつ訪れよう・・・などと、つい考えてしまうのだ。

「豊前市への再訪」を目論見つつもあれこれ調べていて、気になったワードがあった。
それが「森林セラピー」である。

 

buzen-forest Therapy

 

NPO法人森林セラピーソサエティのホームページは、
森林セラピーのことを「健康のために森に入る、新しい森の楽しみ方」と定義づけている。

 

「セラピー」の意味を調べると、
「治療。療法。薬や手術などによらない心理療法や物理療法をいう。テラピー」とある。

確かに、植物や森、自然には大きなエネルギーがあると思う。森林浴って言葉があるくらいだもの。

そのNPO森林セラピーソサエティにより、豊前の森が、「森林セラピー基地」に認定されているのだ。

森林セラピー基地豊前には、6つのコースがある。
修験道の遺構をめぐる「求菩提山(くぼてさん)周回コース」をはじめ、
「次郎坊天狗橋コース」、「鳥井畑(とりいはた)里山おさんぽコース」、「枝川内(えだかわうち)あじさいコース」などなど。

とにかくネーミングからしても魅力的だ。

コースの内容としては、初級・中級・上級が用意されていて、
初級は気軽に散歩を楽しむようなコース、中級になるとハイキングコースとなり、上級は登山コースとなるため、体力に自信がある人向きの内容らしい。

なかでも、春と秋には森林セラピーの体験プログラムが用意されていて、初心者にも「森林セラピー」デビューしやすいかもしれない。

そして6月には、山だけでなくあじさいの花も堪能できるコースが用意されている(実施日:2022年6月9日、6月26日)。
16,000株のあじさいが楽しめる、枝川内の「あじさいロード」を歩く。これこそまさにセラピーウォーク。
コース中のお昼には、蕎麦ランチが用意されており、こちらも大きな楽しみとなりそうだ。

 

話が変わるが、つい先日、豊前のお土産をいただいた。
国産小麦粉にこだわったパンを提供するお店「ビッグパン」の手作りクッキー。

buzen-shop-bigpan

 

可愛いお猿さんがほほ笑むパッケージの裏を見ると、原材料は小麦粉、バター、きび砂糖、卵黄など、いたってシンプル。
早速、濃い目に入れた珈琲とともに、おやつにいただく。
口の中でほろほろとけるようにくずれ、優しい甘みが広がる。

素材の良さがちゃんと伝わってくる、美味しいクッキーだった。

 

buzen-bigpan&coffee2

 

なんとなく、気持ちを切り替えたくなった時。
森林浴でリフレッシュして心を満たし、里山に戻ってからは「ビッグパン」のような素敵なお店たちでおなかも満たす。

そんなふうに、豊かな森のまちで、心身ともに満足な一日を過ごす、というのはどうだろう。

 

活まち出身の旅人W

 

豊前市HP「森林セラピー基地豊前」
https://www.city.buzen.lg.jp/therapy.html?fbclid=IwAR1ia5aao53FyWU1TF0tnaZMWcNTMlkgHoOZxqdE2U_5COr9G10G_UDTNAs

 

NPO法人森林セラピーソサエティ
https://www.fo-society.jp/therapy/index.html

 

ビッグパン
https://www.big-pain.com/shop.html