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妄想で旅をしてみよう!~福島県伊達市編・その2~
 

まなぶ   たのしむ  
2022.1.5

本日より、果物をめぐる福島県伊達市の妄想旅行のスタートです。前回お伝えした通り、世を忍ぶ仮の姿では果実店の営業として働いている私、開始前からかなりワクワクしております。まずは、子供たちと一緒に伊達市農産物情報サイトを拝見しながら、「伊達市の名産品のうち、どれが一番好き?」と尋ねてみると「さくらんぼ!」と即答。今回はさくらんぼの旅から始めていきたいと思います。

伊達市のさくらんぼについてネットで検索してみると、伊達市の公式YouTubeチャンネルに、「農産物NOW R3 Vol.1 伊達のさくらんぼ」という動画を見つけました。少し前にアップされたばかりなので、ひとまずこれを子供たちと一緒に見てみることにしました。伊達市で栽培されているさくらんぼの主な品種は「佐藤錦」と「紅秀峰」とのこと。仕事ではさくらんぼを担当はしていませんが、この有名な2品種は私も知っています!「佐藤錦」は、色、つや、そして、味わいすべてにおいて素晴らしいさくらんぼの王様とも呼ばれる最高品種。酸味と甘みのバランスが良いとされています。そして、「紅秀峰」は、「佐藤錦」と「天香錦」を交配してできた比較的新しい品種で、「佐藤錦」と比べて粒が大きく、酸味は少ないけれども糖度が高いのがその特徴です。「紅秀峰」は晩生種なので、皆さんが果物店の店先で見かけるのはまずは「佐藤錦」、その後しばらくしてから「紅秀峰」になるでしょう。

ここで、皆さんが一番気になるのは、美味しいさくらんぼの見分け方ではないでしょうか?これは先程のYouTubeの中で、JAふくしま未来の方から詳しい説明がありました。まずは、表面の照りが光ってツヤツヤとしているものを選ぶことが大切だそうです。そして、軸のつけ根の部分が盛り上がって、山が高いものがしっかりと熟したさくらんぼの証なので、横から見た時にハート形の形をした実を選ぶと良いそうです。

福島県伊達市のさくらんぼ

更によいさくらんぼを見つける秘訣はないか、会社でさくらんぼを担当している同僚にも話を聞いてみました。担当からのアドバイスは、「照り」と「ハート形」に加えて「果実の色が濃く、軸が緑で太いもの」を選ぶのがお勧めとのこと。さくらんぼは追熟して甘くなる果物ではないので、なるべく色が濃いものを選ぶこと。そして、軸が緑なのは鮮度が良いということ、軸が太いとその分たくさんの栄養を木から取り込めているからとのことでした。
伊達市の公式ホームページの情報によると、例年、伊達市のさくらんぼの収穫開始は6月上旬、収穫終了6月中旬とのこと。「赤い宝石」とも呼ばれるさくらんぼ。来年はぜひ口にしてみたいと思います。

活まち子ども会 保護者A