奈井江町のキャッチフレーズが、なんと、「ずどーん」に決定した。
一度見たら(聞いたら)忘れない、このワクワクするキャッチフレーズには、日本一の直線道路の町に由来していることに加えて、広がる田園風景や雄大な山並み、大らかな奈井江町気質といった、この町が有する有形無形のさまざまな資源が共鳴するパワーが表現されているという。
キャッチフレーズが決まるまでには、町民も町の職員も一緒になって、「たくらむまち奈井江町」(奈井江町がおもしろい町になっていくための計画を企むという意味)を合言葉に、さまざまな取り組みが行われてきた。
プロジェクトのスタートは、2022年7月。
7月18日(ないえの日)に撮影した“ないえらしい魅力”だと思う写真の募集からはじまった。インスタグラム上で、「#ないえらしいね」をつけて、写真をアップしてもらうかたちで募集したところ、98点の写真が集まった。町の皆さんそれぞれの視点で撮影された奈井江の写真を見ていると、とてもあたたかい気持ちになる。
集まった写真はこちら 奈井江町ホームページ ないえの日 インスタ応募写真 公開中!!
8月、キャッチフレーズの方向性を考える「ないえらしさってなんだの会」が開催され、13名の町民が参加。インスタグラム上で集まった写真や、実際に町の風景を眺めながら、皆でアイデアを練っていった。
その後、「奈井江町を走る日本一の直線道路のように真っ直ぐ、一直線、ストレート、曲がったことが大嫌いな奈井江町(奈井江町民)の特性や気質をアピールする言葉」などのキャッチフレーズの方向性(テーマ)が決まり、それらを踏まえたキャッチフレーズの一般募集が行われ、159点のアイデアが集まった。
その中から選ばれたいくつかの言葉が、コピーライターの手によって磨かれ、いよいよかたちが見えてきた。
そして最終段階。コピーライターから提示された、いくつかのキャッチフレーズ案を皆で実際に使ってみる「“キャッチフレーズを使い倒すぞー!”をたくらむ会」が開かれた。その中でも、「ずどーん音頭」「ずどーん丼」「ずどーんフェス」などなど、おもしろそうなアイデアで一番盛り上がったのが、「ずどーん」というキャッチフレーズだった。