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噂どおり。湯梨浜町「潮風の丘とまり」でたくさんの恐竜たちと遭遇した、旅の始まり。

たのしむ   すごす  
2023.6.2

鳥取県湯梨浜町。活まちのイベントの数々で、勝手に親近感を抱いていたまち。
新年度始まってすぐ、春の陽気があふれる中、再訪を果たした。
最初の訪問先は「グラウンド・ゴルフのふる里公園 潮風の丘とまり」。こちらの公園、グラウンド・ゴルフ発祥の地として有名で、一度訪れて見たかったのだ。

 

「潮風の丘とまりには“恐竜”がいる」ということは、聞いていた。
しかし、こんなにも多くの恐竜がお出迎えしてくれるとは!驚いた。
まず、公園に到着する前からその歓迎は始まっている。丘の上に位置する公園に向け車を走らせていると、急に視界がひらけ日本海が目の前に広がる。その景色に見とれているとその反対側、山の斜面にいきなり恐竜が、いた。日本海に心を奪われていると、その歓迎を見落としそうだ。

恐竜たちの唐突なるお出迎えを受けた後、無事目的地の公園に到着した。

 

「潮風の丘とまり」はその名前の通り、丘の上に広がる公園だ。
公園総面積は80,402㎡と広大。それがいくつかのエリアに分かれている。
まず、①グラウンド・ゴルフ専用コースのエリア。日本海に突き出た岬コース、鳴り砂の浜が一望できるインコース、公園の全景が見渡せるアウトコースの3つがあり、それぞれ天然芝の8ホール。
それからバーベキューなどができる、②多目的広場。そして③探検の森、という三つのエリアからできている。

朝9時。グラウンド・ゴルフエリアでは、すでに多くの方々がコースに出て、グラウンド・ゴルフを楽しんでいらした。その様子を遠くから見るだけでも、この競技が人々の日常の一部になっていることが窺える。このグラウンド・ゴルフという競技の誕生について、活まちコラム「驚異的関係人口につながる、生涯スポーツの誕生物語」で知っていた私は、なんだか勝手に嬉しいとも、温かいともいえる心持ちになった。

さて、そこから多目的広場と、探検の森を歩くのだが
特に何も考えることもなく、探検の森へと導かれるように進んでいった。その後、たくさんの恐竜たちと遭遇することに。まさに探検の道であった。

 

身体に空洞があって、中に入ってもいいみたい。近づくと、目が合った気がするくらいかなりリアル。
個人的には、このトリオ?!がお気に入り。
後ろの木々と比較すると、その大きさが分かる。存在感たっぷり。

これらの恐竜たち、なんと実物の大きさを再現しているのだ(これは、旅から帰った後に知った!)。どうりで存在感がありすぎたもの。実物大、ってすごいな。恐竜好きの人は、是非とも、湯梨浜町のご旅行で訪れてほしい!

しかし大人になると、大きな恐竜たちを目の前にすると、どう反応したらいいのか分からなくなってしまう。自分がもしも子どもだったならば、喜びながら恐竜のおなかの中に入ったりして遊んでいたのだろうか。もう充分に大人である自分は、服の心配など、つい要らぬことを考えてしまう。
やはり、探検には探検服を着なくては。これ、探検の森での教訓。

4月の陽気の中、新緑を背にそそり立つ恐竜たち。一緒には遊ばなかった哀しい大人であったが、等身大の恐竜を眺めて歩くプチ探検。日常とはずっと遠いところへお出かけしてきたような、不思議な充足感が残った。

 

多目的広場は、バーベキューガーデンがあり手軽にバーベキューも楽しめる。整備が行き届いていて、ただ歩くだけでも気持ちが良い。なんといってもこの広場、美しい日本海をずーーーんと、一望できるのだ。
両サイドの恐竜たちに挟まれるようにウミガメも横たわっており、(なぜウミガメが?!)とちょっと不思議でもある。こちらのウミガメの背中は展望スペースのようで、登れるようになっていた。ここから見る日本海の水平線はとても綺麗。
もちろん、ウミガメの背中からだけではなくて、公園の色んな場所から海を見ることができる。

この公園の様子を動画で楽しんでいただけるのが、こちら。「“恐竜”や“絶景”も楽しめる公園 グラウンドゴルフの里『潮風の丘とまり』」

 

旅の始まりの朝から、湯梨浜の不思議なる森、そして海とを堪能した。歩くだけでも楽しみがたくさん転がっている、湯梨浜の公園「潮風の丘とまり」。
この公園をスタート地点として、湯梨浜の旅はまだ続くのであった。

 
活まち書店・店員M

 

【参考】
湯梨浜町 グラウンド・ゴルフの聖地「潮風の丘とまり」