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総合公園や人気のレストランなどなど・・・愉しいスポットがたくさん!伊達市の保原エリア。

すごす   たのしむ  
2024.2.23

会社の同僚との二人旅(別名、出張とも言う)。2度目に訪れる福島県伊達市。最初に訪れたときにやり残したこととか、新たに伊達の魅力に触れることなどを目的とした、旅行である。

そんな目的がいっぱい詰まった、旅の最終日。
この日の予定はかなりハードだった。
朝、つきだて花工房の森を散策し、名峰霊山(りょうぜん)を1時間ほどのハイキング。そして昼食をどこかでとって帰路に就く、という駆け足スケジュール。

そんな急ぎ足の行程の中、今回の伊達旅ラストの食事を何にするか・・・これはかなり重要なポイントである。
旅における「食」が占めるウェイトは大きい。とりわけ、その「旅を締めくくる一食」は印象に残るものとしたい。

そう考えた同僚と私は事前に色々と調べ、地元でも人気が高いお店のひとつ、「TRATTORIA La Wasabi」を選んだ。そう、こちらが私たちの旅を締めくくる食事処、というわけだ。

つきだて花工房の美しい庭。ここから森に入ってゆける!

つきだて花工房の森を散策し、奇岩が特徴的な霊山のハイキングを堪能した同僚と私。
しっかり運動した直後のランチは格別!とばかりに、人気のイタリアンレストランTRATTORIA La Wasabiへ足を運んだ。

 

開店時間の11時半ぴったりにお店の駐車場に到着し、驚愕した。なんとすでに、たくさんの車が停まっている・・・。
あれ?こんなにも競争率高かったのか・・・。ふと不安がよぎる。さて入れるのだろうか・・?

そんな不安が入り混じりながらも居心地のよさげな店内に入ると、入口でスタッフのかたに「ご予約いただいていますか?」と声を掛けられ、
予約していません、と答えると、1時間ほどお待ちいただくことになりますが、、、、とのお返事。

・・・不安的中である。

 

とっさに私は考えた。
この日中に伊達市を離れるというスケジュールのため、1時間の待ち時間は割けない・・・
今回は入店を諦め、帰ります・・・と言おうかと思っていたところ、私の横でやりとりを聞いていた同僚が
「せっかく来たし、なかなか来られるわけではないので、待ちましょうー」と冷静なるひと言をくれた。

確かに。私たちが住むまちからはすぐすぐ来られる場所ではないし、せっかくなのだから。

思い直し、1時間待ってランチをいただく選択をした。しかし、旅行中の貴重な時間。ここは少しでも伊達のまちを見てまわりたい。
それで、ウェイティングリストに名前を書き、ランチの後に訪れる予定にしていた保原総合公園を先に訪れることにした。(この公園の体験記は別のコラムにて

広い公園でまったり過ごしていたら席が整ったという連絡をもらい、ワクワクしながらお店に戻ってきたのが13時前。

 

店内はお昼のピークを越えて、なんともゆったりとした空気が流れている。大きな窓に面したテーブルに案内していただき、席に着くとホッと一息つけた。
本日のおすすめボードにあるメニューから選ぶ楽しさといったら。

あれこれ迷い、決めたパスタ。美味しかった。

次回伊達市を訪れるときにも、是非このお店でお食事したい、そう思った。
旅をしていて、そんな風に思える場所に出会えるのは幸運だ。普段の居場所以外に、自分の好きな場所を作っていく愉しさ。

 

旅を終えた今、あのとき同僚の言葉に従って良かった。素直にそう思う。
待つのを嫌がり、あのお店で食事をしていなければ、好きな場所が増える機会をひとつ逃すところだったから。

旅の次回、を思い描いてしまうレストランや、気持ちの良い総合公園がある保原地区。
実は、1度目の旅でも訪れていた。

保原中央交流館の敷地内に鎮座する、路面電車の展示が目的だったのだが、あまりにも鮮やかなスカイブルーの車体に感激した。乗り物好きにはたまらないスポットだと思う。

2度目の旅で、まちの印象がより複合的になり、厚みを増していく。
3度目の旅が実現しても、やはりこのエリアは外せないだろう。次回が来るのが今から楽しみである。

 

活まち出身の旅人W

 

伊達市の小さなイタリア料理店TRATTORIA La Wasabi        https://la-wasabi.com/

保原総合公園        https://www.city.fukushima-date.lg.jp/soshiki/23/899.html