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暮らしの中で見つけた、人との繋がり
《北海道東川町へ子育て移住をした家族のはなし③》

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2024.3.20

「私、これで友達100人超えたかなー?」
と嬉しそうに話す娘の今を、移住前は想像していなかった。

本コラムで3回目となる子育て移住の家族の話、
今回は北海道東川町へ移住して3年目に思うこと、周りの人との繋がりについて書きたいと思う。

まず、 この町に知り合いが一人もいない状態で暮らし始めたときは、《北海道東川町へ子育て移住をした家族のはなし①》の中でも少し触れたが
東川町が企画している移住体験で用意してくれている「東川町暮らし体験館」というところに住んでいた。

私達と同じ時期に移住をされた方は、確か4組だったと思う。
そこに先輩移住者の方々も住んていた。
皆それぞれに、色々な理由でここへやってきている。
初めは敷地内で会えば、挨拶を交わす程度の交流だった。
その他で人との交流といえば、娘の保育園へ送り迎えのタイミングで同じ園に通う子供達のお母さん達と会話するのが唯一であった。

そこで私達は 、役場で移住者の受け入れを担当している方に相談に行くことにした。
役場の方はとても親身に話を聞いてくださり、近いうちに移住者の交流会を開催してくださると約束してくれたのだ。

その後は町のカフェで開催されたクリスマスマーケットへ出かけてみたり、
お寺の敷地内にキッチンカーがやってくるというイベントを聞きつけて行ってみた。


すると、そこは娘の同級生のお家で、その子のお母さんが近所の同級生のお友達も誘ってくれ、遊ぶことができた。
その子達は、出会った瞬間にすぐ友達になったんだよーと言ってくれたりして
とても心が和んだ。

町のイベントごとの情報収集に役立ったのが「せんとぴゅあ」という町営の施設。
1961年に建設された東川小学校を改修し、ギャラリーやコミュニティカフェやラウンジなどがあり、さらに隣接している建物には図書館もある。
その館内にある 掲示板へ貼り出されるチラシをいつもチェックしていた。

「せんとぴゅあ」には日本語学校もあるので、海外留学生と交流する機会もある。
本来なら対面で交流を持てたのだが、当時はリモートで開催されており私達も数回参加していた。

 

そして、待っていた移住者の交流会が開催されるとのお知らせが役場から来たのだ 。
私達はもちろん家族3人で参加した。

集まったのは、最近移住してきた方から、移住して10年程経つという方もいらした。
その他にも、町が主催する1週間の移住体験ツアーの参加者の方々もいらした。

交流会の開催場所は 「せんとぴゅあ」にあるホールだった。元々は給食を食べていた場所が、今は色々なことに活用されているのだ。
会場には役場の方が用意してくれた、町内のお店の食べ物や飲み物、お菓子まであり子供達は大喜び。もちろん大人も盛り上がった。

話にも花が咲き時間内には収まるはずはなく、連絡先を交換して後日個々で会うことになる。
こうして、そこで出会った人たちとはその後色々な関わりが生まれた。

その後も企業人の交流会を開催してくれたり、町の移住支援のサポートは手厚く、この東川が移住者が増える町、というのは納得できる。

その後しばらくして、交流会で出会った移住体験ツアーに参加していた方が実際に移住され、「暮らし体験館」も賑やかになってきた。
そこで、思いついたのが町主催の交流だけに頼らずに、この繋がりをどんどん増やして行けたらと、自ら食事会を企画したり、夏はみんなで花火をしたりビニールプールを出して遊んだり、お月見にはお団子をつくって外で寝転んだり色々と楽しい思い出を沢山作った。

 

今は「暮らし体験館」に残っている人は少ないが、定期的に食事会を開くようになるまでに交流は深まり続けている。
これからもこうして繋がりは増え続けることと思う。

先日も新しいメンバーが増え、私達自身がいつのまにか、“この町に迎え入れる立場” になっている 。
私達も感じた、移住当初の不安な気持ちを、少しでも和らげることができたら
今まで出会って助けていただいた方々への恩返しにもなる気がする。

移住3年目、ここ東川町に来て良かったなと思っている。
この日々の人との繋がりを大切にして、これからも暮らしていきたい 。

 

子育て移住 M

 

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