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東京の企業の皆さんと体験した奈井江ツアー(前編)
 

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2023.3.2

2022年11月のこと。東京に本社を置く電気機器メーカーの数名の社員の皆さんが、奈井江町を訪れる機会があった。

一昨年、町と都市部の企業との交流プログラムとして、オンライン上で、まちづくりのためのアイデア交換などを行っていたが、いよいよ現地を訪れ、実際に奈井江町を体験する2日間となった。

新すながわライスターミナル

1日目。最初に立ち寄ったのは、奈井江町内にある「新すながわライスターミナル」。奈井江町と、お隣の砂川市で生産されたお米の乾燥調製作業を行っている場所だ。新砂川農業協同組合(JA新すながわ)の特別栽培米「ゆめぴりか」は、「ゆめぴりかコンテスト」で最高金賞を獲得したほか、月刊誌「日経トレンディ」主催の「米のヒット甲子園」でも大賞を受賞している。奈井江の美味しいお米づくりにおいて重要な役割を担う場所となっている。

 

歩道橋から、日本一の直線道路を眺める

そして、奈井江といえば「日本一の直線道路のまち」ということで、直線道路(国道12号線)にある町内の歩道橋へ。本当に真っ直ぐなのかを確認するため、みんなで上って眺めてみた。どちらを向いても、先が見えないくらいずーっと真っ直ぐ!“日本一”を確認したところで、さて次の場所へ向かう。
(「日本一の直線道路」の詳細は過去の記事へ 「奈井江町で“日本一”を体験すると、いろんな想像が掻き立てられる。」)

 

にわ山からの奈井江の町を見渡す

次に訪れた、「にわ山森林自然公園」は、奈井江の街並みや、雄大な樺戸連山などの素晴らしい景色が眺望できる穴場(!?)スポット。冬の間(11月~4月)は閉山しているが、春になると桜のトンネルがあらわれ、5月上旬が見ごろだそう。また秋も紅葉が楽しめるということなので、それぞれの季節の美しい自然をまた堪能してみたい。

 

コンチェルトホール(文化ホール)

この日はちょうど、奈井江駅前にあるコンチェルトホール(文化ホール)で、「音の玉手箱」と題したコンサートが開かれており、皆で聴かせていただくことに。コンチェルトホールは、246席と小規模ながら、優れた音響の音楽専用ホールだ。ホールに響き渡る音に包まれて、癒やしとパワーのどちらもチャージできたひと時となった。

 

 

みなクルでのモルック体験

1日目の締めくくりは、同じく駅前にある、交流プラザみなクルへ。子どもから高齢者まで誰もが気軽に立ち寄れる交流拠点として作られた施設で、勉強している学生や、おしゃべりを楽しむお年寄りなどが自由に過ごしていて、明るく開かれた雰囲気が印象的な場所だ。
ここでは、「モルック」を体験させてもらった。モルックとは、フィンランドの伝統的なゲームをもとに、年齢を問わず楽しめるように考えられたアウトドアスポーツだそう。なぜ奈井江でモルックなのか?奈井江町は、フィンランドの「ハウスヤルビ」という町と友好都市提携しており、そのつながりから、町内でモルック大会も開催するなど活動が盛んだそう。
モルック(投げる棒)を下手投げして、スキットル(数字の書かれた木製のピン)を倒し、50点ぴったりにできた人が勝ちというのが基本のルール。簡単に見えて、これがなかなか難しく、みんな苦戦しながらも大盛り上がり!

 

自然も音楽もスポーツも堪能した 1日目。
2日目の様子は次回をお楽しみに。

 

活まちタクシードライバーK