２度目の山梨県都留市訪問。そしてリニア見学センターにて、２度目のリニア体験。
最初のリニア体験は大興奮であり、そのワクワクをコラム（乗り物好きの自分を認識。山梨県立リニア見学センター体験記）に書き記したのだが
今回の訪問は、動画でリニアの凄さを伝えるべく、動画撮影がメインの目的であった。
このときの体験を同僚がまとめ、動画を作成した。その動画「時速500㎞！リニアのスピードを体感しよう！！in山梨県都留市」は、シネマ活まちで公開中。是非ご覧いただきたい。
今回の２度目のリニア見学センター、オープン時刻にあわせて出かけたのだが、すでにたくさんの人たちで賑わっていた。
特に外国人のかたがたが本当に多くて、場内では多言語が飛び交っていた。そのなかでも印象に残ったのが、見学する人たちが何とも楽しそうだったということ。
老若男女、そして国籍を問わず、多くの人が乗り物好きなのか、それとも、リニアが見せてくれる未来が魅力的なのだろうか。
ここで改めて、「リニアモーターカー」について調べて見た。
モーターは磁石の力を使い、電気エネルギーを回転する力に変えることで動きます。
S極とN極が引きつけ合い、同じ極同士が反発することで回転させて走ります。
モーターを開き、直線状【リニア】にして、磁石の作用で走ります。
－リニア中央新幹線ホームページより－
モーターを直線状（リニア）にして走るので、「リニアモーター」。
また、リニアモーターカーには「超電導」と「常電導」という２種類があり、磁気浮上式鉄道での「超電導」磁石の活用というのは、日本固有の最先端技術とのこと。
世界でも最先端を誇る技術って、、、想像ができない、文系の私である。
そこで、ネットで色々調べていたら見つけた、「教えて！リニアのリアル～どこまで進んでる？リニアでつながる他県のリアル～」という動画。これが面白かった。
特に、東京の品川駅から愛知の名古屋駅までの区間、それぞれの駅予定地での工事事情を紹介していた一本が驚きの連続で印象的だった。
なかでも、品川駅での工事は、現在新幹線が走る線路の下で掘削工事が行われており、普通の列車運行が行われながら、新しいリニア線のための工事が進められているのだ。
そんな舞台裏の様子を知り、自分達の暮らしは、目に見えない場所の多くの人々の働きで支えられているのだということを実感できた。これも、都留でリニアの凄さに触れなければ、知ろうともしなかったことだ。
さて、リニア見学センター体験へと、話を戻すとしよう。
このリニア見学センターには、「どきどきリニア館」と「わくわくやまなし館」との、ふたつの施設がある。
「どきどきリニア館」は、車両シンボル展示をはじめ、超電導リニアの仕組みや原理を体験しながら学ぶことができるメインの建物になる。
一方の「わくわくやまなし館」は、１階「SHOP 2027」で山梨県の特産品やリニアグッズなどが販売されており、２階は「観光情報コーナー」として山梨県に関するパンフレットなどが取り揃えられている。
実は、この「どきどきリニア館」「わくわくやまなし館」、両館どちらからもリニアの走行試験を見学することができる。
それを踏まえ、リニアの試験走行見学場所のお勧め情報を、このたび更新したい。
前回、最もお勧めの見学場所としたのが「どきどきリニア館」２階の「屋外見学テラス」だったのだが、こちらは不動の一位。変わらずに、激推しの見学スポットである。
次点となる、二番目にお勧めしたい場所が、私のなかで更新されたのでご紹介したい。
前回のコラムでは同館３階の「見学ラウンジ」を紹介したが、今回はこれに替わり「わくわくやまなし館」の３階「展望室」を、第二位としてお勧めする。
この場所は、「どきどきリニア館」の３階見学ラウンジよりも見学者がそれほど多くなく、ガラス窓の最前列でリニアが走りゆく姿を “端から端まで”、じっくり見学できる可能性が高い。
私も実際、最前列からリニアのスピードを見学できて大満足だった。穴場的なスポットかもしれない。
是非とも、時間を確保の上「どきどきリニア館」「わくわくやまなし館」セットで、リニアの走行見学を楽しんでいただきたい。
都留には美味しいものがいっぱいだ。
リニア見学センターで目いっぱい楽しんだ後、山の方へ向かう道を走り、奥まった場所に佇むお店「ほたる」にてお昼をいただくことにした。
隠れ家的な場所で、じんわりと優しい味の、手間暇かけて作られたランチ。こんな食事を口にすると、すごく幸せな気持ちになる。
リニア見学センターで、ワクワクドキドキ体験をして、締めくくりにこの優しいお食事。
やはり、やっぱり奥深いぞ、都留。
そんな思いをかみしめつつ、２度目の都留旅行を終える。
やっぱり、３度目の都留旅、あるといいな。そう願いつつ。
活まち書店・店員M
山梨県立リニア見学センター https://linear-museum.pref.yamanashi.jp/
