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つるビーと仲間たちを探しに、都留旅へでかけよう!【前編】
 

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2023.12.26

 

山梨県都留(つる)市は、東京都心からも、車や電車で1時間半ほどあれば訪ねることができる、自然豊かな里地里山のまちです。そして、なんと言っても、電車を降りてまちに入ると、どこにいても、轟々と音を立て、水路を流れる水の音が聞こえてくるのが印象的です。都留は、富士山を水源とする、豊かな湧き水のまち。五感から、非日常モードにスイッチが入ります。

後ろ姿に魅せられて……

筆者は今回、ある目的を持って、そんな都留市を再訪させて頂くことになりました。
ことの発端は昨年、お仕事でまちを訪れたときのこと。かさばる荷物や資料を入れるために、こちらのバッグを頂いたことがきっかけです。どうです? この後ろ姿。「都留市にいるよ」なんて囁かれたら……もう筆者には「会いにおいで~会いにおいで~」にしか聞こえない!!

後ろ姿がすでにかわいい、都留市のキャラクター「つるビー」

ということで、長らく片想いを続けた、まちのアイドルであり観光大使も務める「つるビー」に会いに行くぞ! と鼻息を荒げてやってきたというわけです。

つるビーに会うための最初の情報収集は、バッグにある都留市観光協会から、と意気揚々、地図アプリの示す通りにたどり着いた場所は、何と都留市役所。入っていいのかな……とおそるおそる「観光案内」と書かれた窓口へ。意を決して「つるビーとは、どこで会えますか……」と尋ねてみる(相当浮いている)。

この後、まちの観光やつるビーのことを伺う場所と言えば、「道の駅つる」の案内所が第一という事実を知り、早速どっと汗をかいて固まる筆者。しかしながら、商工観光ご担当の職員の皆さんが、丁寧にご対応くださる(ありがたや~)。 そして、つるビーの魅力を色々とご紹介くださいました。

つるビーのお顔。都留のエッセンスがギュッと詰まっています

ということで、ようやくつるビーのお顔を紹介(じゃじゃーん)!やっぱりかわいい!
つるビーのモデルは、都留の里山に暮らすムササビさん。おでこには梅の花、水色のお鼻は湧き水を表しているのだとか。よく見ると、体も里山や水草をイメージするような若草色。まちの魅力をギュッと凝縮したつるビー。やっぱりかわいい!! 本人は気にしているというポッコリお腹には、都留のまちの形をした模様もあるらしい。これはぜひ、本人に会いにいくしかない!

古きよき里山の風景と先端技術が交差する場所

教えて頂いた情報によると「道の駅つる」は、つるビーの住処(!)でもあるのだそう。会いに行くとしたら、やっぱりそこだ!ということで、早速、市役所のある谷村(やむら)町から、富士急行線に揺られて禾生(かせい)駅へ。駅から道の駅へは、徒歩15分ほどの道のりです。途中で通りかかる高台からは、田畑と山々、それにリニアの高架が一望できます。この高架の下をくぐり抜けたところが道の駅。のどかな田園風景を歩きながら、頭上では先端技術が走っているというのも、なんだか不思議な気分です。

のどかな田園風景に溶け込む「道の駅つる」

入り口の自動ドアを抜けると……いました、ようやく出会えました、つるビー!
窓口業務もこなすその姿は、やっぱりアイドル!!
なるほど、都留市はこんな形なのねと、ポッコリお腹もしげしげと観察します。

入り口でお出迎えしてくれるつるビー。都留市の住民票まで掲げられています(笑)

記念スタンプに、四季のイベントを楽しむつるビーのイラストが描かれたキーホルダーや、連れ帰ることができるミニつるビーなど、グッズも色々発見。目移りしてしまいます。

つるビーに誘われるまま入った店内は、特産品にあふれ、バラエティー豊かなジェラートが楽しめるブースや、リニアの高架を見晴らすことのできる食事処もあり、荷物を下ろしてのんびり満喫できる場所。連れてきてくれて、ありがとう、つるビー……。

道の駅つるから見晴らす山並みと、リニアの高架のコラボレーションは壮観!

 

道の駅つるをすっかり満喫した筆者。都留旅はまだまだ途上です。つるビーの仲間たちを訪ねて。後編へつづく……。

 

活まちの旅する記者 Tao

 

◆つるビー@都留市観光協会【公式】
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◆都留市観光協会ウェブサイト
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※2023年12月現在、改修中のため一時的に閲覧ができません