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つるビーと仲間たちを探しに、都留旅へでかけよう!【後編】
 

まなぶ   親しむ   たのしむ  
2024.1.5

 

前編につづいて、のどかな里地里山を巡りながら、まちのアイドル「つるビー」と仲間たちを訪ねる都留旅も後編です。

学び舎で会える?! つるビーと仲間たち

実は、前編の旅の中で、つるビーとゆかりのある魅力的な場所を、もう一つ教わることができました。
それがこちら。都留市内にある「都留文科大学」さんです。

富士急行線 都留文科大学前駅からゆっくり歩いて5分ほどで、都留文科大学に到着!

 

校内にある「地域交流研究センター」という施設で、つるビーとつるビーの仲間たち、ムササビさん情報が入手できるらしい! ということで、再び意気揚々と出かけてきたわけですが……わわわ、本当に大学じゃないか(当たり前)! 学生さんもいっぱいいる(きょろきょろ)と、再び浮いている筆者。

キャンパス案内に従って、正面向かって左側にある4号館に向かうと、地域交流研究センターの入り口を示す表示が見えてきました。それに沿って、建物奥の自動ドアを抜けると……わー! 広々とした素敵な空間に到着です。

地域交流研究センターの入り口。わくわく……

ここ都留文科大学 地域交流研究センターは、大学と地域の人々をつなぐ交流の場。自然科学や人文・社会科学を専門とする先生方や学生の皆さんにより、市内外の皆さんに向けて、さまざまな学びのアクティビティや講座が開催される拠点となっています。

毎年、春から秋にかけて、5回ほど行われるムササビ観察会は、その中でも人気のプログラムの一つ。市内にある神社の境内に、ブルーシートを敷いてみんなで寝転がり、夜行性のムササビが夜空を滑空する瞬間を、辛抱強く待つのだそう。とは言え、そんなシチュエーション自体、普段はできない貴重な体験。夜空の星々も、きっときれいに見えるのでしょうから、終始わくわくの止まらない時間が過ごせるに違いない……と羨ましくなります。

小瓶に詰めた小さなお土産「ムササビの糞」!(リーフレットのイラストは、天然記念物のヤマネさん。キャンパス周辺の森にも生息しているそうですよ)

そしてスタッフの皆さんが、喜々として見せて下さったのが、小瓶に詰められたムササビの糞! 観察会の参加者は、小瓶をもらい、各々が見つけたムササビの糞を詰めて、お土産にすることができるのだとか。草食性のムササビの糞は、しっかり乾燥させれば匂いもなく、衛生的に持ち帰ることができるのだそう。このアイデア、おもしろい!

あいにくこの日は、アクティビティや講座は開催されていませんでしたが、地域の歴史や自然と、研究の接点に触れられるさまざまな展示物や、何より、スタッフの皆さんのあたたかい歓迎を受けて、感激の止まらない筆者でした。

展示物も色々。ムササビの巣に取り付けたカメラから送られる、子育てのライブ映像や、生態に触れることができるパネルほか、はく製も展示されている

筆者のように、何気なく立ち寄った人たちにも、楽しんでもらおうと考えられたアイデアも満載。開館時は、オリジナルの動物スタンプでコースターを作ったり、これまたオリジナルデザインの、かわいいムササビ缶バッジをもらうこともできますよ。スタッフの皆さんのお話も面白く、楽しいひと時が過ごせますので、ぜひ訪問し、お声がけしてみてください。

都留文科大学 地域交流研究センターで迎えて下さったスタッフの皆さん。スタンプや缶バッジは、美術ご専門の青木宏希先生(右)のデザイン。

と、つるビーの結んでくれたご縁を、満喫&大満足したところで、今回のつるビーと仲間たちを探す都留旅は、これにて終了です。
夜空を舞う本物の仲間たちと会うために、また来春の再訪(その時はぜひ、境内に寝転ぶぞ!)を心に決めた筆者でした。

つるビーと、グッズの移動販売車「つるビークル」が、あなたのまちにもやってくるかも!

最後に、つるビー情報を一つ。
2024年2月末には、東京都内でつるビーに会える?! 詳細は、ぜひ公式SNSをウォッチしてくださいね!

 

活まちの旅する記者 Tao

 

 

◆都留文科大学 地域交流研究センターウェブサイト
https://www.tsuru.ac.jp/site/tiikikouryuukennkyuusennta/

 

◆つるビー@都留市観光協会【公式】
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◆都留市観光協会ウェブサイト
https://tsuru-kankou.com/
※2023年12月現在、改修中のため一時的に閲覧ができません