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【イベントレポート】ゆりはまカレッジトーク ~地方にたどり着いた理由と生き方を知る~ <「地方と関わる自分」を見つけるツアー 事前イベント>

すごす   ならう   まなぶ  
2022.7.13

「地方」に興味はあるけど、まだ一歩を踏み出していない、そんな方へ。
都市部から地方にたどり着き、地方でしかできないことをしながら生きているゲストのお話を聞く、トークイベントをオンラインで開催しました。

ゆりはまカレッジトーク ~地方にたどり着いた理由と生き方を知る~

ゆりはまカレッジトーク ~地方にたどり着いた理由と生き方を知る~
<「地方と関わる自分」を見つけるツアー 事前イベント>
2022年1月25日(火)19:00 ~

 

ゲスト:モリテツヤさん

1986年生まれ。北九州、福岡、千葉で育つ。
昔から、「本屋をやってみたい」と考えていたモリさんは、鳥取県湯梨浜町に移住し、東郷池という汽水湖のほとり(松崎地区)で本屋「汽水空港」を営んでいます。
モリさんは、どうして地方に目が向き、移住したのでしょうか。

モリテツヤさん 汽水空港の主な日常

 

なぜ、湯梨浜町に?

はじめは、友人が鳥取県の空き家情報を調べて、湯梨浜町とは違う町にたどり着いたが、立地的に「ここで本屋をする」というイメージが沸かなかったそう。
そんな時に、湯梨浜町でゲストハウスを開きたいという人に出会い、同じように県外から鳥取県にたどり着いたことや、世代が近いこと、話してみて友達になれそうだと感じたことから、湯梨浜町へ足を運ぶことに。
湯梨浜町に来てみたら、駅が近く、湖があり、温泉もある。
“なんだか気持ちのよい町だな”と感じ、実際に湯梨浜町で本屋をはじめることになったそうです。

 

都市部で本屋をすることは考えなかった?

一切考えなかった。
都市部では家賃が高いことはもちろん、“家を建てたい”ことや、“野菜を自分で作りたい”という想いがあった。
「土と町の文化とのバランスが調度よい生活をしていきたい」と考えた時に、都市部の選択肢はなかったそうです。

 

湯梨浜町の松崎地区に実際に住んでみてどう感じているか?

最近、ジグシアター(映画館)ができたことはとても大きな影響がある。
映画好きな人には本好きの人も多く、上映前後には映画の話をしたり、それに関連する本を購入してくれたりする。上映期間中は、汽水空港のお客様も増えるそう。

本・映画・音楽などの文化は、都市部の文化の要素が強く、田舎の町に暮していると中々味わいにくいと感じているモリさん。
文化的なことが好きならば都市部に、田畑をしたければ田舎に行かなければいけないと、どちらかを取るしかない印象があった。
どちらもやりたくて味わいたいと考え、そういう生活ができる町はないかと探したが、地方に移住を考えた当時はなかった。
しかし、その当時、“こんな町があったらいいな”と思っていたように、今住んでいる松崎地区が少しずつ変わってきていると感じているそうです。

 

人との縁や、町の持つ魅力が、モリさんを湯梨浜町へ導いたのでしょうか。
今後、モリさんが湯梨浜町でどのように活動されていくのかとても楽しみです。

活まち大学受験生N