前回まで2回にわたって、伊達市の名産である「さくらんぼ」と「柿」について、いろいろと調べながら旅する気分を味わってきました。今回は果物から少し離れて、伊達市を妄想旅行しているうちに気になった場所である「旧亀岡家住宅」について調べていきたいと思います。 この「旧亀岡家住宅」、私が興味を持った一番
鳥取県の中央に位置する湯梨浜町。湯梨浜という名前は「東郷湖から湧き出る温泉」「大地がはぐくむ二十世紀梨」「日本海に広がる白い砂浜」に由来しています。 田中さんは、2021年秋、都内から縁もゆかりもない湯梨浜町へ移住、地域おこし協力隊に着任。これまでの社会人経験を活かし、住民ひとりひとりと向き合いな
豊前海。 瀬戸内海の再西部、周防灘に位置する海域のこと、らしい。 水深は15mより浅く、干満差は最大4m、らしい。 良質な植物プランクトンを多く含む干潟が広がり、これを栄養分として魚が集まることから好漁場となっている、らしい。 シタビラメ、カサゴ、カレイ、コショウダイ、コウイカ、サワラ、スズ
豊前市内の視察の途中、同行してくださっている職員さんから、「じゃあ、次は『大きな椅子』に行きましょう」とのご案内がありました。 大きな椅子・・? 車内の誰もが不思議そうな顔をしていると、職員さんが説明してくれました。 「4~5年くらい前ですかね、市内のNPO法人さんが作られたんですよ。」
「滝床料理(たきどこりょうり)」。 これはおそらく、令和4年のいま現在では、「鳥取県湯梨浜町の『今滝』を眺めながら食事を楽しむ」という行為を指す、極めて限定的な状況を示す言葉だ。 「今滝」は、鳥取県湯梨浜町にある、高さ44メートルを誇る滝。豪快に水しぶきを上げる、荘厳な滝だ。岩壁に着生する植
北海道の東川町は、数多くの魅力を持つまちであるが、木工のまちとしても有名だ。全国的なブランドともなっている、「旭川家具」の3割は東川町で生産されているそうで、日本の家具クオリティを支えている。 そんな東川町には、「クラフト街道」と呼ばれる道があり、東川の家具とクラフトを求めて、多くの方が訪れている
前回は、子供たちが大好きな「さくらんぼ」についてのエピソードを調べることで、旅する気分を味わってみました。今回は、私の大好きな干し柿ということで、伊達市の名産「あんぽ柿」を取り上げてみたいと思います。 皆さん、干し柿には2つのタイプがあることはご存じでしょうか?「あんぽ柿」はセミドライタイプの
1985年夏。 職場の慰安旅行で鳥取に行った。 職場の上司や同僚と一緒のバスに乗り、一緒の行程で、一緒の旅館に泊まり、夜は皆と一緒に宴会をする。 年1回の恒例行事が、どこの職場にも当たり前にあり、旅行の幹事は若手が担い、 道中や旅先で、いかに皆んなを楽しませるかということを、企画や準備す
本日より、果物をめぐる福島県伊達市の妄想旅行のスタートです。前回お伝えした通り、世を忍ぶ仮の姿では果実店の営業として働いている私、開始前からかなりワクワクしております。まずは、子供たちと一緒に伊達市農産物情報サイトを拝見しながら、「伊達市の名産品のうち、どれが一番好き?」と尋ねてみると「さくらんぼ!
友人と二人、米子泊の翌日、米子から程近い南部町に車を走らせた。 二人とも南部町は未踏の地だ。 前日入手した観光マップを一緒に眺めて、「まずはここ行ってみよっか」ということになった。 国道9号線から南に折れて程なく里山が開け、赤い旗がいくつか見えて、それにすり寄って行くと山裾に赤猪岩神社が現れた
2021年12月23日。 北海道東川町でのリモートワークも4日目。 5本目のZoom打ち合わせを終え、PC作業もひと段落ついた。 ほとんど二地域居住状態となっている、オフィス兼宿泊施設を出て、雪を踏みしめて立つ。 外気温は、たぶん-7℃~-8℃くらい。 東川町の西町3丁目、中心部から車
普段の他愛もない会話の中、たまに出てくる、こんな質問。 「あなたは海と山、どっち派?」 さて、あなたはどちら派だろう? 福岡県の東に位置し、大分県境にも近い豊前市。市の北部は瀬戸内海西域である周防灘(すおうなだ)に面し、また南部は、九州修験道の聖山とされる、求菩提山(くぼてさん)や犬ヶ岳と