福島県伊達市と言えば、あの著名な伊達氏はじまりの地として有名です。初代・伊達朝宗(ともむね)から連なる伊達一族は、征夷大将軍・源頼朝から伊達郡を与えられた後、陸奥国の有力豪族として力を増していきました。戦国大名としてその名を馳せ、かの有名な伊達政宗の代には、陸奥国の南半分を征服した名門です。伊達軍の
自治体の情報発信の手段は、様々なものがある。広報誌などの紙媒体、Facebook・TwitterなどのSNSや、WEBサイトなどが一般的だ。 そんな中、昨今ではYouTubeによる情報発信を行う自治体が増えてきている。 日本においてYouTubeは、LINEに次いで2番目に多いソーシャルメディア
活まちサイト上にある、自治体パビリオンの「まち」にまつわる読み物が「活まちコラム」。 今年(2022年)に入り、これらのまちのひとつである福島県伊達市を訪れる機会を得た。 初めての土地に出かけるワクワク感とともに、まちの「どこ」を訪れるかプランを練るときの参考にしたのが、活まちコラムだった。
福島県伊達市の西部にはJR東北線が、中心部には阿武隈急行が通っている。JR伊達駅から阿武隈急行の保原駅まで測ってみると6kmほど。徒歩の距離なので歩いてみた。Google のストリートビューで。 ハレとケ、非日常と日常でいうと、私はケ・日常、つまり特別ではない、なんでもない物事に惹かれる。伊達
(前編からの続き。前編はこちら) (5)伊達鶏の焼き鳥 昼に道の駅伊達の郷りょうぜんを訪れた同日の夜、宿泊先のホテルがある福島駅近くの居酒屋に入った。焼き鳥と野菜カツの店だ。「夜ごはんはどこにしよう?」という話になったとき、伊達鶏の焼き鳥を食べることのできる店を希望し
初めて訪れることとなった、福島県伊達市。 伊達市を知る人から「お勧めだよ!」と教えてもらったのが、つきだて花工房だった。 緑の中にある美しい宿泊施設。予算的なこともあり、価格が気になったが、和室と洋室どちらも思いのほかリーズナブル。 美味しそうな夕食付のプランも心惹かれたのだが、訪問当日は道の
(1) プロローグ~伊達市と伊達鶏との出会い~ 2019年秋、私は福島県伊達市の仕事をすることになった。 伊達市について調べると、独眼竜政宗の伊達氏発祥の地であることや、フルーツ王国であることのほか、 「伊達鶏」という銘柄鶏が特産であることがわかった。 鶏肉は好きなので、いつか食べて
ダテシ……? すみません。政宗しか浮かばない。しかしそれは仙台、宮城県。今回のは福島県、伊達市。平成の大合併、2006年に誕生した市で、そもそもここが伊達氏の始まった地らしい。恥ずかしながら今回初めて知った。 高知県で生まれ育ち、今は岡山県に住みながら活まちで働く。50歳を過ぎたが、東北へは一
「チルドレンズ・ミュージアム」という言葉を聞いたことがあるだろうか。 こどもたちの体験学習を刺激する展示とプログラムを提供する教育施設のことで、こども自身が内に秘める可能性を、自ら遊びながら発見し、表現する手段と出会える場だ。 特徴のひとつに、「hands-on(参加体験)」「Please to
前回まで2回にわたって、伊達市の名産である「さくらんぼ」と「柿」について、いろいろと調べながら旅する気分を味わってきました。今回は果物から少し離れて、伊達市を妄想旅行しているうちに気になった場所である「旧亀岡家住宅」について調べていきたいと思います。 この「旧亀岡家住宅」、私が興味を持った一番
伊達市は福島県北部に位置し、伊達氏発祥の地として知られ、日本百景に選ばれている霊山(りょうぜん)など自然豊かな土地で、「食」の魅力にもあふれています。ゲストの酒井さんは伊達市出身。道の駅"駅長候補"の公募を知り、Uターンしました。その決断の背景には、酒井さんが知る伊達市の魅力と、社会人としての経験・
前回は、子供たちが大好きな「さくらんぼ」についてのエピソードを調べることで、旅する気分を味わってみました。今回は、私の大好きな干し柿ということで、伊達市の名産「あんぽ柿」を取り上げてみたいと思います。 皆さん、干し柿には2つのタイプがあることはご存じでしょうか?「あんぽ柿」はセミドライタイプの