鳥取・島根の海沿い、国道9号線ほど楽しいドライブコースもない。視界は常に広く、浜が見えたり隠れたり、JR山陰本線と並んだり別れたり、適度なアップダウンがあったり、風力発電の巨大プロペラ群が不意に現れたり、ひたすらのんびり走れるのに飽きない。 というわけで、湯梨浜町を通過したことは何度もある。合
初めて訪れることとなった、福島県伊達市。 伊達市を知る人から「お勧めだよ!」と教えてもらったのが、つきだて花工房だった。 緑の中にある美しい宿泊施設。予算的なこともあり、価格が気になったが、和室と洋室どちらも思いのほかリーズナブル。 美味しそうな夕食付のプランも心惹かれたのだが、訪問当日は道の
山梨県都留市といえば都留文科大学を思い出す。昭和の終わりごろ、大学受験のとき首都圏にそういう大学があることを知った。 あれから30年以上が経つし、まことに失礼ながら既に閉校してるものと思い込んでた。が、調べて驚いた。閉校どころか、都留市には平成に入ってなお2つの大学が設置されてる。人口3万人規
その名を知ってから、ひそかに憧れを抱いていた求菩提山(くぼてさん)。 前回、森林セラピーとその基地豊前のことを調べたら「トレッキング体験」が開催されることを知り、 どうしても参加したくなってしまった。 「新緑の求菩提 遺構をめぐるトレッキング体験」 山のことを知り尽くしたガイドの方に
「地方」に興味はあるけど、まだ一歩を踏み出していない、そんな方へ。 都市部から地方にたどり着き、地方でしかできないことをしながら生きているゲストのお話を聞く、トークイベントをオンラインで開催しました。 ゆりはまカレッジトーク ~地方にたどり着いた理由と生き方を知る~ <「地方と関わる自
今も昔も。 北国の長い長い冬。 生き抜いてきた祖先の知恵が引き継がれてきたのだろう。 小さい人のそばにいる大人は、創意工夫で寒さからこどもを守ろうとしている。 雪の冷たさからは遮り、雪の楽しさを伝えたいと思っている。 小さい人たちは、全身で雪とたわむれる。 未知なるものへの好奇心も恐
2022年2月2日に、東川町在住で写真家の大塚友記憲さんと、大塚祐子さんご夫妻をゲストにお迎えし「写真家と語る”雪の東川スタイル” ~氷点下の厳しさと楽しさを感じよう~」オンラインイベントを開催いたしました。 冬は厳しい寒さの北海道東川町。吹雪や酷寒の中、どのように過ごしているのか、大塚友記憲
秋の里山風景を見たくて一度訪れた豊前市。 あれ以来、なんだか気になる場所のひとつになってしまった。 その時は、限られた時間で「サイクリングと里山」を味わうことだけに集中したため、ひそかに憧れを抱く山、求菩提山(くぼてさん)や、山と海の豊かな食、などなど まだ体験できていない豊前の魅力がたくさん
私は2021年の4月に北海道東川町に移住しました。 移住してすぐに感じた東川町の春は、今まで体験したことのない驚きに満ちたものでした。この町の春の景色は言葉には言い表せないほど美しく、それは冬の厳しさを物語っているようでした。 家を一歩出ると、空き地やご近所の庭に咲く色とりどりの草花、太
北海道のほぼ中央に位置する「写真の町」東川町。大雪山の雪解け水がゆっくりと時間をかけて流れてくる地下水を生活水とする、北海道で唯一上水道のない町。その東川町と坂本ご夫妻の関わりは、まさに「家族の物語」。なぜ東川町を好きになり、移住を決断したのか。東川町への愛にあふれる経緯について、伺いました。
地方創生で多くの自治体が取り組んでいるのが、子育て世代の住民を増やすこと。 子どもが増えて、まちの未来につながる、という思いからですが、なかなか難しいのも実態です。 そんな中、鳥取県南部町は、子育て世代の転入が多いまちで、日経新聞の記事*によれば、2021年「30~40代の転入超過率が高い市
豊前市内の視察の途中、同行してくださっている職員さんから、「じゃあ、次は『大きな椅子』に行きましょう」とのご案内がありました。 大きな椅子・・? 車内の誰もが不思議そうな顔をしていると、職員さんが説明してくれました。 「4~5年くらい前ですかね、市内のNPO法人さんが作られたんですよ。」