福島県伊達市の人びとと環境、そしてお話に触れるたび、都市部に暮らす筆者には、ある想いが芽生えてきました。それは「伊達市は『色彩』のまちだ」というものです。今回は、伊達市にまつわる「色」のエピソードをはじめ、みなさんにも、心行くまで伊達の色を味わって頂ける、素敵な体験プログラムをご
会社の同僚との二人旅(別名、出張とも言う)。2度目に訪れる福島県伊達市。最初に訪れたときにやり残したこととか、新たに伊達の魅力に触れることなどを目的とした、旅行である。 そんな目的がいっぱい詰まった、旅の最終日。 この日の予定はかなりハードだった。 朝、つきだて花工房の森を散策し、名峰霊山
「こんな公園が、自分の住まいの近くにあったら最高だな」 そんなことを思ったのは、福島県伊達市滞在2日目のこと。 この日訪れたのは、保原(ほばら)総合公園。地図で確認すると、敷地面積は広大。 広い園内に、たくさんの遊具、幼児向け広場、そして文化財の旧亀岡家住宅等々、盛りだ
通常の干し柿よりも、水分が多くジューシーで、見た目も鮮やかな「あんぽ柿」は、梁川町五十沢地区を発祥の地とする冬の味覚。干し柿大好きな筆者も、毎年店頭に並び始めるのを楽しみにしている一品です。 ふっくら大粒で色鮮やかなあんぽ柿 干し柿の楽しみ方は、ぎゅっと詰まった自然の
福島県伊達市といえば、伊達氏発祥の地として有名だろう。 そんな伊達市にご縁をいただき、初めて訪れたのが昨年の初夏だった。 初めての訪問時には、時間の都合で訪れることができなかった、梁川(やながわ)エリア。ここは伊達市役所などがある保原(ほばら)エリアから北東に位置しており、阿
2006年に、伊達町、梁川町、保原町、霊山町、月舘町の5町が合併して誕生した伊達市。 合併から10年が経った2016年に、10周年を記念してつくられたのが伊達市歌である。 2014年4月から制作がすすめられ、約2年をかけて完成した。 2016年6月5日に開催された、合併10
私の旅はいつも、次の訪問時に持ち越す『宿題』のようなものができあがる。 福島県伊達市。一年前の旅行でたくさんの宿題を持ち帰った私(そのときのコラムがこちら)。 そしてそのときに作った、再訪時の「やることリスト」。 <その1> すごい存在感だった名峰霊山(りょうぜん)。最初の登山では道
私は学生の頃から、歴史が苦手だった。人と年号とがまったく覚えられず、いつもテストでは苦労していた。その苦手意識を持ったまま大人になったので、未だに歴史物全般に対して疎いタイプである。 そんな私が、一本の活まちコラムを読んで、(歴史を知るって面白いかも)と思い、いつか訪れて見たいと思っていた場所があ
東北中央自動車道の霊山ICの側にある道の駅、伊達の郷「りょうぜん」。 これまで結構たくさんの、道の駅を訪ねているが、あんまり記憶に残っていないところが多いような気がする。 だいたいどこの道の駅に行っても、おおよそ造りは同じで、入り口を入ったところに、ご当地の土産物や特産品と、産直をうたった野
福島県伊達市の特産品で、多くの方がまず思い浮かぶのは、桃、ぶどう、りんご、イチゴといった農産物ではないだろうか。しかし経済センサスで、伊達市の産業ごとの売上高を調べると、実際には製造業の占める割合が高く、電気機械器具製造業を中心とした“ものづくり”が地域経済を支えていることが分かる。 産業分類
そこは、旅人と地元の人々が行き交う「宿場」であり、伊達の美味いもの「伊達食」に出会える「ビストロ」でもある。 道の駅「伊達の郷りょうぜん」 人はそこを「伊達の宿場ビストロ」と呼ぶ。 ―道の駅「伊達の郷 りょうぜん」ホームページより 道の駅「伊達の郷 りょうぜん」のホーム
一枚一枚に、何か込められた想いがあるはず。福島県伊達市の公式インスタグラム「い~ない! だて」に並ぶ写真を眺めていると、そこには何か、物語があるように思えてきます。四季折々の風景を背に走る列車や咲き誇る野花、農家の軒先など、撮影テクニックもさることながら、その背景に触れてみたくなる不思議な魅力を感じ