前編では都留市の「富士山の見える景色」について紹介した。 後編では、「富士山の恵みと富士講の気配」をテーマに関するスポットについて、紹介していきたい。 都留市は、富士山の麓に位置し、豊富な湧水が各所に流れている。きっと、富士講の人々も、水の恵みを感じながら、富士山を目指したに違いない。 ま
鳥取県南部町は、里地里山の自然が豊かな、のどかな地域。たくさんの種類のフルーツが採れるこの地では、果樹園帯を抜ける道を「フルーツロード」と称し、美味しいフルーツや季節の花々、観光農園での収穫体験を楽しむことのできるコースづくりが構想されています。 そんな南部町で最も人口が少なく高齢化率が高い、
日本には、色んな道がある。 「武士道」「六道」などの道もあるが、今回は「東海道」「中山道」などの「街道」、それも山梨県を通る「富士みち」の楽しみ方を紹介していきたい。 「富士みち」は、生活道・物資輸送道・軍用道 などの意味も持ちつつも、伊勢参宮街道や金毘羅街道のような、「参拝客のための街道」
秋の里山風景を見たくて一度訪れた豊前市。 あれ以来、なんだか気になる場所のひとつになってしまった。 その時は、限られた時間で「サイクリングと里山」を味わうことだけに集中したため、ひそかに憧れを抱く山、求菩提山(くぼてさん)や、山と海の豊かな食、などなど まだ体験できていない豊前の魅力がたくさん
先日、活まちオンラインイベントで山梨県都留市に移り住んで活躍している方のお話を聞く機会があった。昨年、2021年12月に開催された「都留の未来を明るく灯す電力とまちづくり」でのことだ。 山梨県の東部に位置し、富士山の伏流水が湧き出るスポットがまちのあちこちにある、水が豊富で山々に囲まれた谷あい
都心からのアクセスが便利な「とかいなか」山梨県都留市。個性ある山々や平成の名水百選にも選ばれた清らかな湧水溢れる自然環境の良さが自慢のまちです。本田さんは、ワークショップデザイナーとして都留市に関わり、様々な縁がつながって、都留市にも拠点を持ちました。現在は東京で生活しながら、都留市の企業に転職、主
鳥取県南部町は、町全域が環境省の「生物多様性保全上重要な里地里山500選」に指定されている、美しい里地里山のまちです。 そんな南部町で、プロボノとしてプロジェクトを進めるのは、株式会社ニコン日総プライムに所属する五代さん。定期的なオンライン会議、2度ほどの現地訪問を通じて、様々なことを学びながら共
鳥取県の中央に位置する湯梨浜町。湯梨浜という名前は「東郷湖から湧き出る温泉」「大地がはぐくむ二十世紀梨」「日本海に広がる白い砂浜」に由来しています。 田中さんは、2021年秋、都内から縁もゆかりもない湯梨浜町へ移住、地域おこし協力隊に着任。これまでの社会人経験を活かし、住民ひとりひとりと向き合いな
豊前海。 瀬戸内海の再西部、周防灘に位置する海域のこと、らしい。 水深は15mより浅く、干満差は最大4m、らしい。 良質な植物プランクトンを多く含む干潟が広がり、これを栄養分として魚が集まることから好漁場となっている、らしい。 シタビラメ、カサゴ、カレイ、コショウダイ、コウイカ、サワラ、スズ
地方創生で多くの自治体が取り組んでいるのが、子育て世代の住民を増やすこと。 子どもが増えて、まちの未来につながる、という思いからですが、なかなか難しいのも実態です。 そんな中、鳥取県南部町は、子育て世代の転入が多いまちで、日経新聞の記事*によれば、2021年「30~40代の転入超過率が高い市
「滝床料理(たきどこりょうり)」。 これはおそらく、令和4年のいま現在では、「鳥取県湯梨浜町の『今滝』を眺めながら食事を楽しむ」という行為を指す、極めて限定的な状況を示す言葉だ。 「今滝」は、鳥取県湯梨浜町にある、高さ44メートルを誇る滝。豪快に水しぶきを上げる、荘厳な滝だ。岩壁に着生する植
「ざー」と水の音が聞こえる。 山梨県都留市では、まちを歩いていると頻繁に、水の流れる音が聞こえてくる。 都留市は、富士山の麓に位置し、市域の中央を相模川の支流 桂川が西から東に貫流しているほか、多くの湧水地が存在。いたるところで、富士の水の豊かさを感じることのできるまちだ。特産物も、ミネ